昨晩、大河ドラマ’麒麟がくる’が最終回を迎えた。
少し間延びしながら、早送りしながらも、、、（笑）最後まで見終えた。
ストーリーは置いて、まず長谷川さんの明智光秀は良かった。
佇まいと言い、演技と言い素晴らしかったと思う。

最後の、ファンタジー感は否めませんが、、アレで良かったように思う。
が、、、しかし最後まで架空人物揃い踏みには、さぞや歴史好きの方々にしてみれば
心外だっただろう。

私も、光秀をフューチャーして欲しかったのに、駒がラストおいしいとこ持ってったようで
何だか凄く腑に落ちません。
他の架空人物たちも揃い踏みでしたね、、ちょっとアレは白けたかも。
結局、物語に大きく絡んで何なら主役級のような扱い。そりゃあ、苦情は出るでしょう。

川口春奈も絶賛されていますが、言ってみればこれもおいしい役で。
沢尻エリカ騒動で注目されましたが、詰まるところ誰がやっても上手く収まっただろう。
それくらい簡単、と言うと語弊がありますが派手で演じやすい。

逆に、木村文乃など十兵衛を支える役とか、派手さはないけれど、抑えた演技の方が
難しい事は素人でもわかる。文乃さんはステキでした。所作と言い、演技と言い、
彼女の出演作もたくさん見てますが、好感の持てる女優さんだ。

歴史的に有名なお話である本能寺の変は、最後だけは見ておこう、という人もいたかも。
視聴率も良かったそうですね。
沢尻騒動で放送がずれ込む、、という災難に続き、未曾有のコロナ禍で
撮影も放送も延期や中断を余儀なくされて、関係者は本当に大変だったでしょう。

特に主役である長谷川博己。只でさえ長丁場の撮影なのに中断や延期で
モチベーションを保つことは並大抵ではなかったでしょう。
だけど、いつも自然体でシュッとした佇まいは本当に美しかった。

色んな意味で、後世に語り継がれるであろう大河ドラマでした。