アカデミー賞、ドライブ・マイ・カーは国際長編映画賞を受賞。
広島の街は凄く盛り上がっている。連日映画館は盛況で、昨日は朝からTVカメラが
映画館へ取材に繰り出していたそうだ。

受賞式典で、名だたる俳優たちと一緒に、濱口クルーがあの席に座り拍手する姿は
とても感慨深いものがありました。残念ながら作品賞には手が届きませんでしたが
まあ、大方そういう事だろうな、と想定内の結果です。

ウィル・スミスは、残念な事件でした。
それで主演男優賞を獲得してしまった訳で、、、相当バツが悪かったでしょう。
いつも、思うのだけど、いわゆるアメリカンジョークに全然共感出来ない日本人の
感覚にしてみれば、毎回ハラハラする司会者の発言は昔から。

度を越して、性別や人種、容姿に関わる事をジョークにして笑いを取るって
凡そ日本人感覚とは離れたもの。実際、あの現場で笑ってた俳優たちは沢山いる訳で、
そういう意味では、２年ぶりに豪華に開催されたアカデミー賞を台無しにした罪は重い。
両者悪いし会場で笑っていた俳優たちも同罪。

デイブスペクターによれば、二人は因縁の仲だとか。

前にも何かあったらしい。ま、だから許されるって

話ではないけど、笑わせるならもっと頭使わないと。

人を傷つけないギリギリを攻めてこそ、

一流のコメディアンというものだ。

映像に永遠に残る訳ですから、、、

やっちまったなーって感じ。素直に主演男優賞

おめでとう、とは思えません、残念ながら。