yuukaのブログ

日々のこと

不寛容さ

東京の電車はよく止まる。理由は様々、、、ただでさえ激込みの電車が
長時間停止して満員の中に置かれる苦痛。。。タクシーやバス乗り場の長蛇の列
ああ、東京で会社員生活は絶対に無理。


今朝も山手線が不通、、という朝のニュースを横目に身支度。
今、ネットニュースで原因を確認。咳払いで乗客同士が口論と・・・・はあ😞
迷惑極まりない話。日本人って
いつからこんな他人に不寛容な人種に成り下がった?
状況はわからない。何か注意を促して?咳払いした、とか、言ってる人もいて。
どちらにしても不寛容。


同調圧力とか、不寛容。日本の世の中は本当に生きにくくなっていく。
コロナ禍がそれに拍車をかけている。
困っている人に手は差し伸べないくせに、自分と違う価値観や様子には総攻撃。
恐ろしい国だ。


今話題の映画’PLAN75’ 75歳以上の高齢者は自身で死を選択できる、という
何とも嫌な恐ろしい世界を描く。監督は女性。
何が嫌って、そんな遠くない未来にこういう世界が出来てしまうのでは?と
想像させる不気味さ。日本って既にそういう土壌が出来てるんじゃないかと思う。


おぎゃあ、と生まれてから皆、死に向かって生きる。
そして、いずれ一人で死んでいく。
他人を思いやるとか、想像力を働かせるとか、人として必要な感情が、
失われていってる気がするのは、決して気のせいではない。
この、電車停止事件然り・・・・


少子高齢化。何も手を付けずそのままにしてきた問題。既に10~20年遅い。
効率化とか、雇止め、非正規雇用、、何一つ問題は解決していない。
そのストレスの捌け口が全て弱者に向かう。。。


弱者の立場に、私やあなたが、、、
誰でも成り得るのに私は関係ない、と思っている多くの日本人。
政治の、政治家の超劣化が日本という国を物語っている。
この人たちは、選挙の事しか頭にないし、そういう政治を許してきた我々。


映画、PLAN75。怖いけど時間があれば、絶対観ておきたい映画だ。
是非劇場で。これも、ささやかではあるがエンターテインメントへの恩返し。