yuukaのブログ

日々のこと

不条理

ドライブ・マイ・カー以来の映画館での鑑賞。


今、話題の映画’PLAN75’へ。
まだ封切間もないので、お客さんも結構いました。
世代的にはやはり、、高めで(笑)平日というのもありましたけど、
ご夫婦も多かったです。


決して絵空事ではないのでは?と思わせる空気感。
そう遠くない日本の未来のようで妙にリアルでした。
主演の倍賞千恵子さんが素晴らしい。切なくて切なくて・・・・


若者たちは関係ない世界と
たかを括ってはいけない。みな、老人になる。


非正規雇用とか、雇止め、職に就けない人、少子高齢化・・・・
問題は山積。政治家たち(税金泥棒たち)が問題を先送りしてきた罪は重い。
後期高齢者という言葉も嫌いだし、75歳以上は死を自分で選択できるなんて
とんでもない、、、と憤りすら感じるけど、


映画を観ていると、80歳近くなっても働かないといけない、、、
それも安い賃金で洩れなく重労働。時間も不規則・住むところもままならない。
只年齢を重ねただけ。これまで働いて税金も納めてきた。なのに、一向に楽になれないなら、、ソレを選ぶ気持ちもわかる。
生きてて辛い、って、本当は絶対あってはいけない

事ですよね?


一億総活躍何とかかんとか、、って

言葉のあやで、要は死ぬまで働けってこと。

働ける元気な人はもちろん、働けばいい。

だけど、最低限の生活保証は国がやって然るべき。


その為の税金なら高くても構わないと、私は思っているんですが、、但し絶対保証!!という条件でのみ。

みな、将来は不安。いつまで働けるだろうか?とか

住むところはどうなるか?とか、、、物価は?

給料は、、、?働けなくなったら?・・・・

そこさえ保証されれば、どれだけ安心か。


そういう不安を取り除くことこそ、

本来、政治の役目だよね?選挙だけ一生懸命で

何やってるかわからん政治家多くね?


何だかまとまりのない文書になりました。笑。

そんな事をぐるぐる考えてしまう映画です。


日本人は観るべきだと思う。