女性の芸能史（歌手）で伝説となった人は３人。

美空ひばり・山口百恵・そして平成の歌姫・安室奈美恵。
いや～～今考えても素晴らしいタイミングでの幕引きだったとしみじみ思う。
後１年ズレていたら、コロナ禍と重なり台無しになってた。
スターとはそういう運も引き寄せるものだと、思わせてくれた人。

安室ちゃんの曲を聴く週間に、色々な事を思い出す。

彼女がクォーターだという事は皆、周知の事ではありますが。
程よく日本人離れしている具合いがいいんですよね。
小顔に始まり、やはり圧倒的にキュートなビジアルとスタイル。

どんな衣装も似合うし、その時代のファッションアイコンになるのも納得。
引退前、各ファッション誌の表紙になったのは圧巻でした。
どれもテイストが違い、どれもピッタリ嵌る・・・凄かったな～～～

長年、彼女のメークを担当したメーキャップアーティストが
顔の特徴として、目の離れ具合の話をしていた。
これがまた、絶妙なバランスで離れているのだと。だからクールな顔にも
キュートな顔にも作れるそうだ。

世の中、綺麗な人は沢山いますが、そういう意味でも唯一無二の存在だった。

ジャケット写真も雑誌表紙も何もかも、全てが完璧。

ステージでは圧倒的な歌唱力と、これまた日本人離れしたダンス。
何度も言うけど、あれだけ踊って歌って口パクなし。
それでも音を外す事はない。息も切れない・・・・

踊る足元は１２センチのピンヒール。コルセットのように
彼女の足に合わせて特注されるブーツの踵は、決して減らない。
何故なら、ほぼ、つま先立ちで踊っているから、、、
骨折どころか、捻挫など足を痛めたことは一度もない。凄くね？笑。

もはや、アスリートレベル。いや、アスリートだって怪我はつきものだ。

何十曲も唄い、踊り疲れませんか？とインタビューされて、
タイミングも曲の流れもちゃんと考えて構成しているので、１００曲でも
やろうと思えば出来る、、、と。ミ・ミラクル～～～～～～（笑）

物凄い子が出てきたぞ、と芸能界を騒がせたあの時代から引退までを
全てリアルタイムで見てこれた世代であることに感謝する。

こんな存在はもう二度と、出て来ないだろうな、と思う。