yuukaのブログ

日々のこと

映画鑑賞

前回、映画館へ行ったのはいつだったか???
映画の題名も思い出せないくらいなので、1~2年前くらいか・・・


思い立って、有休を使い映画館へ。
”エゴイスト”を観てきました。駅からシャトルバスが出ているくらい
不便な場所にあるその映画館は、もう7~8年ぶりだろうか?
しかも上映は1回、15:40~と言う、、、中途半端な時間帯(笑)
終わるのも17:50て・・・・買い物もできん。しかも、雨・・・寒いし。


でも足を運んでよかった。まるでドキュメンタリーのような撮り方。
鈴木亮平は、これまで演じたどの役にも似ていない、一人のゲイの男性。
宮沢氷魚はまだ初々しく、それがまた妙に説得力がありました。
二人の性描写も本当にリアル。役者さんってホント凄いなと、つくづく思う。
当たり前ですが、廻りにはスタッフが大勢いいて撮影するわけで、、、
演じるという仕事は、マツコ曰く、頭がおかしくないと出来ない仕事だと。
恥ずかしいとか出来ないとかは通じない世界です。


宮沢氷魚演じる龍太の母親役に阿川佐和子。
佐和子さんは、そのまんま阿川さんだった。笑。いい意味で。


二人の恋愛部分が前半で、後半はすっかり様子が変わる。
いろいろ考えさせられる。
まだまだ弱い立場の人たちは大勢いて、救いの手はそこまで届かない。
真っ当な仕事で稼げないなら、、、と危ない橋を渡る。


本当の親子じゃなくても、血の繋がりがあろうが、無かろうが、、、
寄り添って生きていく事は悪くない。でもそれは、経済的に多少の余裕がないと
難しい事ではあるけれど。
皆がみな、そこそこ幸せに暮らせたら、と思わずにはいられない。
それが綺麗ごとだと分かっていても。私も含め、結局他人事なんだよね。


日本って、相当遅れてる国だからね。
夫婦別性を認めたら世の中が変わると、一国の総理大臣が言う始末ですから。
同性婚なんて・・・・ホント、偏見の塊と言うか、思考停止と言うか、、、
お先真っ暗。老害議員筆頭に、岸田世代の政治家たちを根こそぎ代えて、
次世代へ様変わりさせないと、異次元の対策なんて、夢のまた夢。


その前に、日本無くなるんじゃね?とか。。。


エゴイストを観て、日本の行く末は暗いなと、つくづく感じました。