梨央「なんや、その顔？」
大輝「なんや、ってなんや？」

見つめあって笑い合う。
ある意味ラブシーンより、キュンとする。笑。

学生時代過ごした時間は短くても、
お互い想い合っていた記憶が、一瞬でわかる。
１話で丁寧に描かれた二人の故郷の風景が
ここへきて、効いてくる伏線。
塚原組、制作陣の仕事ぶりに惚れ惚れします。

大輝と加瀬は、梨央を巡り敵対する立場だけど
結局は、梨央と優姉弟を見守り支え続けている。

梨央・優・大輝３人の食事シーンは、
ここまでのトーンと違い、ホッコリする場面。
だからこそ、残酷な結末へ向かっていく予兆なのか？と勘ぐってしまう。怖いぞ。
大ちゃんの私服姿に萌え♥だし、警察あるあるの
所轄への左遷。上司にチクった桑子。これも何かの伏線か？

案の定、橘しおり=田中みな実の衝撃的なラスト。
えっ？と思わず声が出たよ。
しおりが梨央を恨むのは、心情的にはよくわかる。
でも本当に気付けなかっただけで、罪はない。
逆に、梨央も同じ被害者であった事は、しおりは
知らないままなんだろう。
しおりにも、大輝や加瀬のような人が１人でも
廻りにいてくれたら、こんな孤独な最後ではなかったはずなのに。

このドラマに田中みな実だけ、
場違いというネットの意見は私も含め多かった。
けど、ここで終了させる意図も、そんな世間の声を
折り込み済みの演出だとしたら？それも凄い。
だって、7話の田中みな実はよかったもんね。
あっ、これは私の一感想です。

何や・・・色んな意味で凄くないですか？最愛。
某A氏のくだらん脚本ドラマより、視聴率が悪いって
納得できんけど、日曜日放送と比較にはならない。
それにいつも思うけど、今の時代リアルタイムで
テレビ見る人は少ない。みんな録画やオンデマンド。
相変わらず古い体質だよね。

ドラマは残り3話だそうだ。
で、結局まだ何も解決してない。より複雑に、
そして、何となくこれは嫌だな、という方向へ
向かっていくような、そうでないような。笑。
宇多田の主題歌も一層、意味深になってきた。
新井Ｐが言う、一部の人しか結末を知らない、って
宇多田もその一人だったりする？

最愛、、ずっとザワつく。

間違いなく、最高傑作になるだろう。