ひなたの道を歩いて欲しい。

かつて稔は、安子にそう言った。
自分たちの子供には平和な未来が訪れる事を願いながら、
戦地で命を落とす。
後に子供が生まれたことを知らぬまま。

終りが近づいてきて何だか、毎回泣けてくる。

傷つけたくない、と言われたら、言い返せる。
かつて、るいがジョーに向かって自分の幸せは自分で決める、と言ったように。
でも、傷つきたくない、、と言われたら、ぐうの音も出ない。

オン・ザ・サニー・サイド・オブ・ザ・ストリート

るいが、歌い名前の由来をひなたに話して聞かせる。
その歌声に被せて、ジョーが五十嵐にかつて自分にも夢があった事を話す。
ジョーだって、るいの前から姿を消そうとしたけど、暗闇の中で
僅かな光であったるいの手を掴んだ。五十嵐の苦しみがわかるジョー。
るいとジョー、、ホントいい夫婦だよな～運命が二人を引き寄せたんだよね。

ひなたはきっと、また立ち上がる。

こういう瞬間が見れることが至福の時。毎日見続けた人へのご褒美だ。

トミーのＣＤは一度も聴いてない、とジョーは言った。成功と挫折。
もうトランペットは吹かないんだろうか？

算太も安子の消息も気になる。
きっと最後は、全て繋がって終わるんだろうな。。。